関西ジンラリーLAB 2026|大阪キタ21店舗で1週間3,654杯。回遊とジン消費の実証結果

Sep 24, 2026

2026年9月15日から大阪キタで開催している「KANSAI GIN RALLY LAB 2026(関西ジンラリーLAB 2026)」。

大阪・梅田、天満、中崎町、南森町などの21店舗を舞台に、21日間で21,000杯のジン提供を目標とする、飲食店回遊型のクラフトジン企画です。

開催から1週間となる9月21日時点で、参加21店舗で提供されたジンは合計3,654杯となりました。

大阪キタ21店舗で、1週間3,654杯

9月15日〜21日の7日間で提供されたジンは3,654杯。

1店舗あたりの平均は約174杯です。

KANSAI GIN RALLY LAB 2026では、来場者数やSNS投稿数だけではなく、参加飲食店で実際に何杯のジンが提供されたのかを計測しています。

クラフトジンイベントとして「何人が来たか」だけではなく、「街の飲食店で実際にどれだけジンが選ばれたか」を測ることが今回のLABの大きな目的です。

エリアと店舗数を絞ったことで、回遊の密度が上がった

2026年春に開催した関西ジンラリーと比較し、今回のLABでは開催エリア、開催期間、参加店舗数を絞りました。

舞台は大阪キタ。

梅田、堂山、兎我野町、中崎町、天満、天六、南森町など、徒歩や公共交通で回遊しやすいエリアに21店舗を集めています。

その結果、回遊中に関西ジンラリー参加者同士が店内で出会う場面が増えました。

参加者同士が別の店舗で再会したり、「次はどの店へ行くのか」と情報交換したりする様子も見られています。

参加飲食店側からも、別の参加店舗を経由して来店した人や、関西ジンラリーをきっかけに訪れた人の存在が見えやすくなりました。

SNS上だけでなく、実際の飲食店の現場でもイベントの盛り上がりを感じられる状態が生まれています。

店舗ごとのジン提供杯数には大きなばらつき

一方、21店舗の提供杯数を比較すると、店舗ごとの差も大きいことが分かりました。

1店舗平均は約174杯ですが、実際には店舗ごとの提供杯数にかなり大きなばらつきがあります。

飲食店の業態、通常の来店客数、ジンの提案方法、料理との組み合わせ、メニューへの掲載方法、店舗からの情報発信など、複数の要因によって結果が変わっています。

これは単純に「参加店舗数」を増やすだけでは、街全体のジン消費が比例して増えるわけではないことを示しています。

2027年の関西ジンラリーでは、店舗数だけでなく、どの店舗がどのような役割を担うのかという設計も重要になります。

3,654杯のうち、関西ジンラリーが生み出した「増分」はどれくらいか

今回の3,654杯すべてが、関西ジンラリーによって新しく生まれたジン消費ではありません。

参加店舗では通常営業でもジンが提供されています。

今後さらに検証したいのは、

「通常営業と比較して、関西ジンラリーによってジンの注文が何杯増えたのか」

という点です。

さらに、

・関西ジンラリーをきっかけに新しく来店した人数
・複数の参加店舗を回遊した人数
・普段ジンを飲まない人が新たにジンを選んだ割合
・イベント終了後もジンの注文や導入が継続するか

なども重要な指標になります。

総杯数だけではなく、飲食店の売上、新規来店、店舗間回遊、クラフトジンの継続消費まで追うことで、飲食店回遊イベントとしての実際の効果を検証していきます。

関西ジンラリー2027へ

KANSAI GIN RALLY LAB 2026は、2027年開催予定の関西ジンラリーに向けた実証実験でもあります。

今回の1週間で、

・エリアを絞ることで回遊の密度が高まる
・参加者同士がリアルな店舗空間で出会いやすくなる
・SNSでの発信と現場の盛り上がりが連動する
・店舗ごとのジン提供杯数には大きな差がある
・参加店舗数だけではイベント成果を測れない

といったことが見え始めています。

2027年は、単純に参加店舗数を増やすのではなく、回遊の起点になる店舗、ジンの提供量をつくる店舗、情報発信を担う店舗など、それぞれの役割も含めて設計していきます。

KANSAI GIN RALLY LAB 2026は10月5日まで開催。

残り期間も21,000杯への挑戦を続けながら、大阪キタの飲食店でジンがどのように選ばれ、回遊し、消費されるのかを検証していきます。